なぜ台風は車に悪影響?塩害被害の対策とは

台風が車に与える影響は強風や飛来物による車体の破損以外に、実は、塩害が発生する可能性があるのです。
毎年日本には多くの台風がやってきます。台風がもたらす車への影響とその対策をご説明します。


台風で塩害が発生する?その原因について

ポイント1 台風の風

台風は海面で発生するため、塩分を多く含んで車に襲いかかります。
海水には約3.5%の塩分が含まれており、これが台風により巻き上げられて、風に乗ってやってくるのです。街中に降り注いだ塩分は道路上に溜まり、走行時に巻き上げ車の底に付着します。この状態を長期間放置していると、金属部分の腐食の進行に繋がります。


台風の良く訪れる沖縄では、台風の後に洗車待ちの長蛇の列ができるほど、台風による塩害が常識となっています。

ポイント2 風によってついた傷から錆が進行

飛び石キズ、凹み、ひっかきキズ、鉄粉などの小さなキズからでも、錆は十分発生します。そして、強風が街全体を覆う台風は車に傷がつきやすい環境を一瞬にして作り上げてしまいます。
一見問題なさそうに見えても要注意。ボディには一目では分からないほど細かなキズが付いていたり、塗装の割れが生じている場合があります。そして、これらのキズに付着した塩分が、酸素や水分と反応して徐々に錆させていきます。


「新しい車だから、大丈夫」などと思ってはいけません。
車は常に外的要因にさらされております。特に台風の後は様々な箇所に小傷があると思い、しっかり対策をすることが大切です。


台風のアフターケア3つのポイント

ポイント1 洗車

台風の通過後は洗車をすることが重要です。
車体表面についた塩分を洗い流すことにより、ボディの腐食を抑えることができます。

ポイント2 下部洗車

台風が去った後は、道路上に溜まった塩分を、走行時にタイヤが巻き上げ車の底に付着させます。
車の底は、金属がむき出しになっており、腐食リスクが高いです。
下部洗車を行い塩分を落としましょう。最近では、機械洗車に下部洗車コースを選択できるものも多く便利です。

ポイント3 ドアやトランクの隙間も要チェック

洗車で全体的に綺麗になったように見えても、実際はドア・トランク・ボンネットなどの隙間に、まだ塩分汚れが残っていることがあります。
機械洗車のみでは、細かい部分の汚れが落ちにくいです。手洗い洗車でしっかり洗い流すことを心掛けてください。


台風による塩害から車を守る事前対策!

ポイント1 ボディコーティング

ガラスコーティングやガラス系コーティングなどは、台風によってつく小傷から車を守ってくれます。
また、コーティングが施工されている車とそうでない車とでは、洗車時の汚れの落ち具合が全く違います。
台風の風は内陸部にも塩分を運びますので、台風が来る地域の方は油断せずコーティングを施すことをお勧めします。

ポイント2 アンダーコーティング(下部コーティング)

塩害が最も発生しやすく、また致命的なダメージを負うのが車両の下部(底面)です。ダメージの具合によっては車検に通らなくなる場合もあります。そのため、まずはしっかりとコーティングを施し、付着する塩分から鉄製部分を守る必要があります。こちらも、海岸付近にお住まいの方だけでなく、台風の通過ルートにお住まいの方は施工することをお勧めしております。



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