黄砂が車の塗装に与える影響と対策

日本に上陸する黄砂は、主に東アジアの砂漠域や黄土地帯から浮遊しながらやってきます。
強風により空に舞い上った黄砂の中でも、大きな粒子は重力によって落ちますが、比較的小さな粒子のみが風にのって太平洋を渡り運ばれてきます。
日本では2月~5月の間に観測されることが多く、空が黄褐色に煙り、車のボディが黄色の砂で覆われてしまいます。 >



(黄砂観測延べ日数 2008年~2018年平均:気象庁データ引用)


黄砂は2つの要素で塗装にダメージを与えます!
黄砂は、「泥」に分類分けされます。ボディに付くこと自体は問題ありませんが、その後の対処次第で塗装に与えるダメージが、全く変わってきます。

ポイント1 黄砂付着後の雨には注意!

黄砂の成分はアルカリ性であり、硬い微粒子のシリカが含まれております。
付着した後に雨に濡れると、黄砂が溶け出して「水シミ」の原因となるミネラル成分の多い水になります。
雨が上がり、車のボディ上の水分が蒸発すると、頑固な「水シミ」を発生させていきます。
長期間放置すると「水シミ」が塗装にこびりつき、取れにくくなります。

ポイント2 洗車は怠らないで!

黄砂が浮遊している時期は、洗車をしてもすぐに汚れてしまいますよね。
洗っても汚れてしまうから、黄砂が収まる時期まで洗車は待とう!!これが危険です。


ポイント1の通り、黄砂にはミネラルが含まれております。
こまめに洗車を行い、頑固なシミとなり取れにくくなる前に対処しましょう!


洗車の際は、機械洗車ではなく手洗い洗車を行ってください。
まず、水をたっぷり使用して、ボディの汚れ(黄砂)を洗い流しましょう。
取れにくいからと言って、スポンジで力強くボディを擦ると、塗装表面に傷をつけてしまいます。
十分に注意して洗車を行ってください。


コーティングは黄砂ダメージから塗装を守る!?

コーティングが施工されてあっても、どうしても黄砂は付着してしまいます。
しかし、コーティングが施工されている車とそうでない車を比較すると、付着している絶対量が少ないです。
また、黄砂が付着したボディを洗車する際、洗車傷が付く恐れが非常に高いです。
コーティングが犠牲被膜となり、洗車傷から塗装を守ってくれる働きをしてくれます。
よって、コーティングは黄砂汚れの予防となるため、施工することをおすすめします。

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