中古車だけどガラスコーティングは必要?

中古車の場合、既に小傷があったり、洗車傷や雨シミがあるなど、新車ほどボディ状態がよくありません。車のガラスコーティングを含めたコーティングが必要なのか?コーティングしてもきれいにならないのでは?といった不安も考えられます。丁寧に車の塗装面の下地処理を行い、ガラスコーティングを施工することにより、新車のような輝きをよみがえらせることも可能です。
今回は、中古車のガラスコーティングの必要性について施工工程を含め紹介し、中古車のガラスコーティングは、どこで行うのがおすすめなのかを詳しく紹介します。

新車も中古車も大切にするなら一緒

中古車にガラスコーティングは必要かどうか悩みます。車を大切に長く乗ろうという気持ちがあれば、新車も中古車も一緒です。今ある小傷や洗車傷など、丁寧な下地処理より消すことが可能で、ガラスコーティングを施工することで、新車時に近い輝きを復活させることが出来ます。今まで以上により車への愛着を持ち、大切に乗りたいという気持ちが強くなるでしょう。また、洗車時には、汚れが落としやすくなるメリットもあります。

中古車のガラスコーティング施工工程

ガラスコーティング磨き作業中古車など、新車の状態から年数が経過した車でもガラスコーティングを施工することで、新車時に近い塗装状態を復活させることが可能です。中古車のガラスコーティングは、主に磨きまでの下地処理が重要になります。

① 洗車

中古車は新車と異なり、ドアやトランクの開口部の隙間が汚れている場合が多くあります。各部分の汚れを隅々まで落とす必要があります。

② 鉄粉やしつこい汚れの除去

走行中に車に付着する鉄粉や、アスファルトの成分である、ピッチやタールを除去し下地処理を行います。ボンネット・トランク・ルーフがメインですが、中古車の場合は、ドアの下部やフェンダー回りの汚れもひどい傾向にあります。

③ 磨き作業

鉄粉の刺さっていた部分は塗装が荒れ、ウォータースポットのしつこいシミ汚れを、プロ用のポリッシャーを使用して塗装面を平らにしていきます。ポリッシャーは表面の状態に応じて使い分けるシングルポリッシャー・ダブルポリッシャー・ギヤポリッシャーなどの種類があります。これらのポリッシャーをコンパウンドなどの液剤を使用して磨くことで、光の乱反射を引き起こす原因の小傷や洗車傷を消すことができ、平らな塗装面に仕上がります。これにより、コーティング剤を均一に塗ることができるのです。磨きはコーティングの下地処理で最も重要な作業です。

④ 脱脂

磨き作業で塗装面に付着し残っているコンパウンドなどの油分をきれいに洗い流します。

⑤ ガラスコーティング作業

ガラスコーティング剤を熟練のプロの技で丁寧にムラなく塗り込んでいきます。拭き残しやムラが無いか、さまざまな視点から確認しながら仕上げます。

⑥ 乾燥

ガラスコーティングによるガラス被膜がしっかり固まるまでホコリやチリが付着しない屋内で乾燥させます。重ね塗りが必要な場合には、ガラスコーティング作業を繰り返し行います。

中古車のガラスコーティングの注意点

中古車にガラスコーティングを行う場合は、新車と比較して汚れが多いことです。鉄粉落としや磨き作業などの下地処理が必要になります。下地処理を丁寧に行わないとガラスコーティングは長持ちしません。丁寧な下地処理と車のガラスコーティングは、専門店に相談するのがベストです。
なお、新車と施工料金を比較すると、下地処理に手間がかかることから少々高めの価格設定です。

ガラスコーティング施工済の中古車はそのままで大丈夫?

新車時にディーラーでグラスシーラント等を施工された中古車の場合、塗装状態を確認しましょう。新車時に施工するユーザーの中には、乗りっぱなしでメンテナンスを行っていない場合があります。車の塗装面に傷が目立ったり、シミがある場合、ボディに水をかけてもハジかない場合は、車のガラスコーティング専門店に一度ご相談ください。
必要性に応じて、磨きなどの下地処理を行い、車のガラスコーティングを施工することも可能です。

中古車のガラスコーティングはどこがおすすめ?

コーティング専門店

中古車にガラスコーティングを行う場合は、豊富な経験と知識・技術を持ち、高いレベルで下地処理が可能な、車のガラスコーティング専門店に相談・依頼することがおすすめです。中古車販売店でもガラスコーティングを含めた車のコーティングの施工を受け付けている店舗も少なくありません。しかし、中古車販売店の大半は外注してマージンを得ているケースが多くなっています。中古車販売店にコーティングを依頼した金額が8万円なら、実際は、4~5万円の簡易コーティングの可能性が高くなります。コーティング当初はきれいな状態ですが、長持ちしない可能性があります。

トヨタや日産、マツダなど新車ディーラーでも車のガラスコーティングを施工しています。新車ディーラーでのガラスコーティングは汚れが無く下地処理がほとんど不要な新車の施工を前提としています。中古車などの経年車の場合は、割増料金になり、車の経過年数によっては断られるケースもあります。施工技術面では、スタッフによりバラつきがあり、比較的施工しやすいコーティング剤を使用していることか多く、耐久性が十分に得られないケースもあります。

まとめ

大切に長く車に乗りたいなら新車も中古車も関係なく、必要性を感じた場合には、ガラスコーティングの施工をおすすめします。
中古車のガラスコーティングは、磨きなどの下地処理が必要で、コーティング剤がきれいに塗れるかどうかの重要なカギになります。新車のガラスコーティングよりも、下地処理に時間が必要なため、施工価格は高めになります。
中古車にガラスコーティングを施工することにより、新車時に近い輝きを取り戻すことが可能です。下地処理の技術と経験豊富な車のガラスコーティング専門店に相談することをおすすめします。

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