ジープにおすすめなコーティングの価格と種類は?
ジープ(JEEP)は、悪路走破性に優れたラングラーシリーズや、上質なSUVチェロキーシリーズ、コンパクトSUVレネゲードを長く綺麗に保ちたい人は多いです。
実はジープは、綺麗を保つために人気のコーティングの、メーカー純正品が用意されていないのです。各地のディーラー独自でコーティングメニューがある、または外注です。車のコーティング専門店でジープのコーティングが可能であり、多くの種類から選ぶことができます。
今回は、ジープのコーティングを選ぶにあたって、専門店のコーティングとディーラーのコーティングとの違いや、ジープに多い樹脂パーツのコーティングなどジープにおすすめのコーティングの種類やオプションついて詳しく紹介します。
ジープにコーティングがおすすめな理由
ジープのグランドチェロキーはボディが大きく洗車が大変です。人気のラングラーはボディが大きいだけでなく、ボディの平面部分が少なく、ドアヒンジ部分が外部に取り付けてあるなど、洗車しても汚れがたまりやすい特徴があります。
コーティングしてあるジープは、汚れが付きにくく、小傷が塗装面に入るのを防いでくれます。きれいなボディのジープは、中古車市場で人気が高く、手放す際に高額査定が期待できます。
ジープは、黒が人気色で、赤も高い人気があります。どちらも傷が目立ちやすく、色あせの心配があります。ガラスコーティングで塗装面を守ることできれいなジープに長く乗ることができます。
樹脂パーツのコーティングも忘れずに
ジープに多く採用されている樹脂パーツは、悪路走行時に傷を付けてしまったり破損させた場合、交換するのが簡単で、未塗装のため安く仕上げることができるメリットがあります。その反面、未塗装のため経年劣化で白ボケします。特にラングラーに多く使用されていて心配な部分です。ボディのコーティングと一緒に必ずコーティングしましょう。
ご自身で樹脂パーツをコーティングすることも可能ですが、面積が大きく塗りムラなど失敗すると一部だけ色が濃くなったり変色の原因になります。施工しにくいパーツが多いこともあり、技術に自信がある方以外はおすすめできません。
ジープディーラーの特徴
ジープのディーラーは、直営店ではなく、各地域の輸入車を取り扱う販売店がディーラーとなってジープを販売しています。店舗オリジナルのガラスコーティングやエシュロンコーティングを取り扱うディーラー、CPCシリーズのコーティングを取り扱うディーラー、外注するディーラーなど様々です。
ディーラーコーティングの参考価格例(ラングラー)
ラングラーを自社の工場内でガラスコーティング施工するディーラーの場合
・エシュロンコーティング
・樹脂コーティング
・ホイールコーティング
・窓ガラスコーティング
・シートを含めたインテリアコーティング
セットで約21万円
全国各地のディーラーによって外注のケースもあり異なりますのでお近くのディーラーでご確認ください。
ジープのコーティングを専門店で施工
ジープのディーラーでコーティングを依頼し外注の場合、中間マージンも含め価格は高くなります。より高い技術力と知識を持つコーティングのプロに任せる方法もありおすすめです。
知識と経験が豊富な専門店は、施工前のヒアリングや、施工後のメンテナンスやアフターフォローに優れています。車のメンテナンスはディーラーへ、コーティングのメンテナンスは、コーティング専門店へそれぞれの「プロ」にお任せしましょう。
専門店ガラスコーティングの概算価格
レネゲード 新車7.5万円 経年車8.5万円
チェロキーシリーズ、コンパス 新車8.8万円 経年車9.8万円
ラングラー 新車9.5万円 経年車11万円
専門店のおすすめオプション
ホイールコーティング 1.2~1.8万円(サイズによる)
窓ガラス撥水コーティング 2万円(フロントガラスのみ 0.8万円)
シートコーティング 5万円~6.5万円
樹脂コーティング 2万円
ジープのホイールを変更している場合は、インチ数を伝えることでスムーズに見積が進みます。また、シートコーティングはファブリックやレザーシートなど材質に合わせて施工が可能です。
樹脂パーツのコーティングは、ガラスコーティングとセットで施工してくれるお店もあります。未塗装の樹脂パーツをきれいに長持ちさせるためにも新車時施工することをおすすめします。
5つのコーティングの種類と価格(ラングラー)
G’ZOXガラスコーティング 7万円
エシュロン1043NANO-FIL 7.5万円
ハイモースコートガラスコーティング 18.5万円
セラミックプロ9H(4層) 25.8万円
ファインラボ 27万円
被膜強度の高いガラスコーティングもおすすめ
コーティング専門店では、サファイヤと同等の被膜強度を持つガラスコーティングや、9Hと高い強度を持ち、小キズ防止のスクラッチガード系と呼ばれるセラミックコーティングも用意される専門店もあります。
ファインラボのセラミックコーティングは、熱により小傷を消すことができるコーティングです。迫力あるスタイルのラングラー、オフロードで力強い走りを楽しむ車におすすめのコーティングです。
被膜強度の高いコーティング剤は、施工が難しく、熟練したプロがしっかり下地処理を行いコーティングを施工していきます。対応、施工業者や地域が限られているます。
まとめ
ジープのディーラーコーティングは、各地のディーラーで異なり、外注のケースも多くなっています。
ジープはボディが大きく、ラングラーのようにボディに平らな部分が少ない車は汚れがたまりやすくなります。施工が難しく、仕上がりを重視する場合は、専門店のコーティングがおすすめです。
樹脂パーツが多いジープは、白ボケを防ぐため新車時から樹脂パーツにもコーティングをすることをおすすめします。
車の使用環境をしっかりヒアリングしながらコーティング選びができるのはコーティング専門店であり、ジープのコーティングを検討中の方はぜひ一度コーティング専門店にご相談ください。