おすすめタイヤワックス!正しい塗り方徹底解説

ワックスしたタイヤ

タイヤを美しくしてくれるタイヤワックスですが、知識がなく間違った使い方をすると、タイヤを劣化させる原因になります。

今回は、タイヤワックスの正しい塗り方と、おすすめのタイヤワックスの種類も含め詳しく紹介します。自分で洗車するのが好きな方は必見です!

タイヤワックスの種類

タイヤワックスとスポンジ

タイヤワックスの種類には、石油系溶剤にシリコンを溶かして作られた油性タイプと、水に溶かした水性タイプがあります。
どちらも、タイヤの艶出しや汚れ防止の目的で使用するワックスですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

油性のタイヤワックス

親油性のシリコンを溶かしているためタイヤに密着しやすい特徴があります。

メリット
比較的安価であり、液垂れしにくいタイプも多く塗りやすい、雨にも強く約2週間持ちます。水性に比べて艶も出せます。
デメリット
油性溶剤はタイヤに浸透しやすく、頻繁に使用すると、タイヤに配合されている劣化防止剤を排出させてしまいます。タイヤの強度が下がり、ひび割れを発生させる原因になります。最近では劣化しにくい油性タイヤワックスも開発されていますが。

タイヤひび割れ

水性のタイヤワックス

シリコンと水の組み合わせのため、タイヤに対して無害で、安全性の高さが特徴です。

メリット
タイヤを劣化させず、タイヤを汚れから守り長持ちさせることが可能です。頻繁に使用してもタイヤに害がありません。例えば、ガソリンスタンドのキーパーコーティングは性質の良さから水性タイヤワックスを使用しています。
デメリット
雨で流れやすく耐久性が3~7日程度と短いです。シリコンと水を強制的に混ぜているため安定性がなく、すぐに剥がれます。価格面では油性タイヤワックスよりも高価です。

おすすめの油性タイヤワックス

アーマオールがおすすめ

ナポレックス アーマオール

ナポレックス アーマオール

オゾンや紫外線による日焼けや色あせ、ひび割れを防止するタイヤの保護艶出し効果があります。
伸びが良く塗りやすく、乾きが早いため飛び散りません。液だれしないため、ホイールを汚す心配もありません。

アーマオール使用前

使用前

使用後

使用後

必ずスポンジに取ってからタイヤに塗ります。ボディや、タイヤトレッド面に液剤が付かないよう注意しましょう。耐久性は約2週間です。

水性タイヤワックスのおすすめ

シュアラスタータイヤワックスがおすすめ

乳液タイプで塗りやすく、取っ手付きの丸いスポンジが付属しますので、手を汚さず簡単に塗れます。1つで20台分のタイヤに使用できるコスパの良さもあります。

キーパー技研の業務用がおすすめ

こちらも塗りやすく、艶の耐久性のいいものです。アーマオールのような仕上がりが期待できます。業務様なため、一般で購入するのは難しいかもしれませんが。。

スプレータイプのタイヤワックスとは

手軽さや短時間で済ませたい方向けに、スプレーするだけで拭き上げ不要なスプレータイプのタイヤワックスもあります。

メリット
簡単にタイヤを綺麗にすることができ、泡タイプのモコモコ感がスーッと消えてタイヤが黒く艶やかになる楽しさがあります。
デメリット
タイヤワックスがホイールまでかかることがあります。2週間~1カ月に1回など頻々に使用することで、ひび割れのリスクも高まります。

タイヤワックスの正しい塗り方と失敗するパターンとは

タイヤワックスを塗る場合には、注意しないとボディやホイールを汚してしまいます。また、種類や道具選びをしっかりやらないと上手く塗れずムラになることがあります。

ポイント1 しっかり洗浄

タイヤは砂や泥などの汚れをしっかり洗い流し半乾きの状態で作業すると、ワックスの伸びがよくなり綺麗に仕上がります。

ポイント2 塗りすぎない

タイヤワックスは、スポンジに液剤を付けてからタイヤに塗ります。液剤を直接タイヤにかけたり、スポンジに多く取りすぎると、液垂れし、ホイールに付着します。
塗り終わりそのまま走行することで、タイヤワックスが飛び散りボディに付着にて汚れる恐れがあります。

塗りすぎた感があった場合、タオルで拭き取りましょう。綺麗なタオルはもったいないので、着なくなったTシャツを数枚残しておき、タイヤ用に使用して廃棄するのもおすすめです。

ポイント3 スポンジは●丸形を使おう

ぬり自慢ワックス用

soft99 ぬり自慢ワックス用

タイヤワックス用には、ソフト99 の「塗り自慢ワックス用」のような柄付丸形スポンジがおすすめです。柄付なら手を汚すことなく作業できます。
洗車用スポンジとタイヤ用スポンジは絶対に分けて使用しましょう。

スポンジにタイヤワックスをかけ過ぎに注意しながら端から端までかけます。
タイヤの中央から上に、下から中央に向かって塗ると垂れません。タイヤの上から塗るとホイールに垂れる可能性があり、塗り方次第ではホイールを汚してしまいます。

まとめ

タイヤワックスには、油性と水性があります。

頻繁にタイヤワックスは塗らない、長持ちする艶のあるタイヤワックスを望むなら油性、頻繁にタイヤワックスを塗るなら、水性のタイヤワックスがおすすめ。

油性タイヤワックスや、スプレータイプタイヤワックスを頻繁に使用すると、タイヤのひび割れの可能性があります。

タイヤワックスの塗り方は、柄付丸形スポンジを使用し、垂れないように注意しながら塗ります。塗りすぎた感があったらタオルで軽く拭き取りましょう。

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